準備に忙しくて完全にブログが放置されていたけど、
もう7時間後には家を出て、今日(2015年6月11日)には上海にいるはずの僕です。
わかってはいたけどやっぱりここ2、3週間はバタバタしていて、不安と期待の波が交互にやってくる軽い躁鬱状態のようだった。
たくさんの友達が僕を日本から追放してくれたので、予定通り本日から行くことができそう。いろんな餞別ももらって、まことに恵まれていることがわかった。ありがたい。
前半戦は10月はじめまでの予定で、10月はじめに一時帰国します(そのあとすぐ台湾にインターンいって、そのあと後半戦)。
その前半戦のメインは中国とインド(・ネパール)。まず上海から、中国を2ヶ月ウロウロ。
当局の規制うんぬんによってgoogle系が使えないとのことだったけどVPNうんぬんでいろいろ回避する方法はあったので、多分ブログの更新はできるはず。
と、いうか僕のいままでの現実との唯一の通路なのでブログ書いていかないと全部なんとなくで終わっちゃうはずなので、しっかり見てしっかり考えようと思う。
ちなみに出発前にすでに2kg痩せたので、本当にふざけるなと思った。
3日後くらいにはおそらく中華的な油で腹を下して泣いているだろうし、痩せないように気をつけないと。
太っちゃう人が悩んでいるのと同じようにこうして悩む人もいる(世界は相対的なんだあ)。
そんなに長くはないけれど、まずは4ヶ月の家出である。
多分どこにも行かなくたって、このままの幸福がある程度続いたのだろうと思う。
僕が帰ってくるころにはまわりは就職するわけだし、その年の就活だってもうはじまっている。でももう他の道は見ないようにしなくては。
寺山修司が『家出のすすめ』で、家出する大義名分がないという金持ちで幸福な女にこんなようなことを言う。
「・・・あなたは家をつくったのではない。家につくられたのです。幸福だと思っているが、それはたんに、ある日あたえられた幸福感を持続させようとおもっているにすぎない。」
「・・・わたしは、ほんとうの変身は、むしろ幸福な家から如何に核分裂して独立してゆくか、ということにかかっているとおもっているのです。家出はむしろあなたの義務ですよ」
こないだ偶然読んですごくいいなあと感じた。
如何に核分裂するかですね。変身目指して、とにかくいってきます。
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